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2026年4月下旬刊行予定

三星堆博物館へ
ようこそ

長江文明との出会い

編著者  四川広漢三星堆博物館

      (しせんこうかんさんせいたい

     はくぶつかん)

訳 者  村松弘一(むらまつ・こういち)

ISBN 978-4-910875-16-3 C0022

B5判 全128頁 ソフトカバー 

定価:3,300円(本体3,000円+税10%)

#中国古代史 #考古学 #博物館 

#青銅器 #発掘

発行/尚斯国際出版社 発売/日本出版制作センター

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四川広漢三星堆博物館公式図録

青銅神樹・黄金仮面・謎の太陽形器…

世界を驚嘆させつづける古蜀文化遺跡、三星堆への案内

青銅器  立人像・人頭像・面具・獣面像・銅樹・動物青銅器ほか

玉石器  祭祀用玉礼器・儀式用玉兵器・装飾用玉管ほか

陶 器  食器・酒器・貯蔵器・炊事器・装飾用工芸品ほか

金 器  金罩(金の仮面)・金杖・金箔を使用した装飾品ほか

博物館の収蔵品の中から三星堆文明を代表する文物を4つのジャンルに分類・厳選し、およそ100点の発掘品(装飾紋様線画を含む)を、解説文や高解像度の画像を添えてお届けします。中には初公開の詳細画像や装飾模様の線画も含まれておりますので、ぜひお手に取ってお楽しみください。

訳者のことば 

 

 中国四川と言えば、麻婆豆腐・担々麺・火鍋など辛くてしびれる四川料理、それとも九寨溝や峨眉山、都江堰などの世界遺産、はたまたジャイアントパンダのふるさとを思い出す方もいらっしゃるでしょうか。この中国西南、長江上流域の四川省で発見されたのが、本書で紹介した三星堆遺跡です。眼がとび出た巨大な仮面、黄金の仮面をつけた人頭像、2mをこえる立人像、そして、高さ4mにもなる青銅の神樹など黄河流域では見られない驚くべきデザインの青銅器が発見されました。それは、それまでの中国文明=黄河文明ではなく、それとは異なる「長江文明」が存在したことを示す証拠として、中国国内はもちろんのこと、遠く3000km以上離れた日本でも学術分野だけでなく、日本文化の成り立ちにかかわる事柄として社会全体に強い衝撃を与えました。日本の稲作文化はどこから来たのか。長江流域の三星堆遺跡はその問題を解く重要な遺跡としてとらえられ、日本でも「長江文明」の一大ブームが沸き起こりました。(中略)

 近年、中国では「黄河文明」と対峙する「長江文明」という構図はやや下火になり、ふたつの文明を合わせた「中華文明」というまとまりが重視されるようになりました。三星堆遺跡は、タカラガイや象牙などの出土から見られるように、四川盆地のみならず、周辺の地域とのつながりが存在していて、「中華文明」を構成するひとつの中心としてますます注目されています。1980年代以来、中断していた発掘調査は、コロナ禍の2020年、三十数年ぶりに再開されました。発掘の様子はインターネットで中継され、中国全土の人々が視聴しました。新たに発掘された3号坑~8号坑からは、新たな黄金の仮面や1・2号坑では見たことのないようなデザインの青銅器もつぎつぎと発見され、2023年には三星堆博物館新館が開館しました。

 本書では1・2号坑でかつて発見された出土品がひとつひとつ詳しく紹介されています。本書を片手に三星堆遺跡の新しい発掘現場を訪れるか、それとも、日本で本書の解説を読みながら「中華文明」のダイナミズムを感じるか、ぜひ、お試し下さい。

(「おわりに」より)

● 編著:四川広漢三星堆博物館(しせんこうかんさんせいたいはくぶつかん)

1997年、中国四川省・広漢市にオープンし、三星堆遺跡の出土文物およそ1500点を展示。2023年7月には新館が公開され、最新の発掘・研究成果を紹介している。

https://www.sxd.cn/

● 訳者:村松弘一(むらまつ・こういち)

淑徳大学人文学部歴史学科教授。専門分野は中国古代史・東アジア環境史・中国近代文物(文化財)史。主な著作に『中国古代環境史の研究』(2016年、汲古書院)、『データサイエンスが拓く歴史学』(共著、大月書店、2025年)ほか。

2026年刊行予定

中国の宅配便

農村から来た男たちのチャイナ・ドリーム

著 者 朱 暁軍(しゅ・ぎょうぐん)/  楊 麗萍(よう・れいへい)

訳 者 福井ゆり子(ふくい・ゆりこ)

ISBN 978-4-910875-14-9 C0034

四六判 全454頁 ソフトカバー 

予価:2750円(本体2500円+税10%)

#中国ビジネス #宅配便 #ルポルタージュ #浙江省 

発行/尚斯国際出版社 発売/日本出版制作センター

これは、浙江省の山奥から都会にやってきた仲間たちが、

中国の巨大デジタル消費を支える宅配業の英雄となる立身出世物語。

「三通一達」と言われ、中国宅配便の一大勢力となっている申通・中通・円通・韵達の四社は、創業者がすべて貧しいへき地だった浙江省桐廬県の山村「歌舞郷」にゆかりがある。

 身一つで都会へ出てきた彼らはどのように生き残り、困難の中で成長し、チャンスをつかんで飛躍したのか。いかにして中国の宅配業の英雄となる奇跡を起こしたのか。

 彼らの物語は、「チャイナ・ドリーム」を胸に抱く中国の農民たちに、今なお勇気を与えるとともに、現在の創業者やイノベーションにヒントを提供している。

●  著者:朱 暁軍(しゅ・ぎょうぐん)

作家・中国作家協会会員・元浙江理工大学教授。中国報告文学学会理事・抗州市作家協会副主席等を歴任。医療腐敗を描いたルポルタージュ「天使在作戦」(2006年)で第4回魯迅文学賞報告文学賞および北京文学賞を受賞。2016年に本書の原作『快逓中国』により第6回徐遅報告文学賞を受賞。

●  著者:楊 麗萍(よう・れいへい)

作家・編集者・中国作家協会会員。2016年に本書の原作『快逓中国』により第6回徐遅報告文学賞を受賞したほか、デリバリーサービスの配達員に取材したルポルタージュ『中国外売』(2022年)が好評を博している。

● 訳者:福井ゆり子(ふくい・ゆりこ)

東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。出版社に勤務後、北京へ留学。中国国営雑誌社勤務を経て、現在、日本で翻訳業に従事。

2026年刊行予定

ともしびの娘(デジタル版)

中国の民話から

作 李 樹芬(り・じゅふん)

絵 劉 紹薈(りゅう・しょうわい)

訳 村岡 杏香(むらおか・きょうか)

ISBN 978-4-910875-13-2  C8798

全60頁予定

予価:調整中

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# 絵本 #児童文学 #民話

発行/尚斯国際出版社

元宵節のちょうちん祭りの日

美しいランプの妖精が大活躍

村に住むちょうちん作りの若者が、意地悪な金持ちから「ちょうちん祭りの日に間に合うように、3日で365個のちょうちんを作れ」と命令されます。困り果てた若者を助けたのは、ランプの灯芯から生まれた美しい娘の姿をした妖精でした。ところが、欲張りな金持ちは娘も自分のものにしようと……。元宵節(旧暦の1月15日)の夜にゆらめく色鮮やかなちょうちんの光の中で、娘は神出鬼没の大活躍をします。元宵節にまつわる民話をもとにした名作絵本『灯花姑娘』(原書初版1985年)が、このほど中国の「百年百部中国児童図画経典書系」の一冊としてよみがえりました。

● 著者:李 樹芬(り・じゅふん)1938~

ベテラン絵本編集者·作家·中国文化海外紹介推進者。全国少年児童読物研究会委員·中国連環画研究会委員·外文出版社編審·海豚出版社創始者。40年以上にわたって書籍編集に携わり、1000点以上の少年児童向け書籍を編集している。『童画詩情集』『雄雞大叔』(おんどりおじさん)『塑造孩子完美一生的365睡前故事』(子供のすこやかな一生を作る 眠る前の365の物語)で国家図書賞を受賞。『奇奇妙妙的為什麼』(不思議な「なぜ」)で2018年全国優秀科学普及作品に入選。

● 画家:劉 紹薈(りゅう・しょうわい)1940~

1940年生まれ。著名な中国画画家。雲南省の現代重彩派〔中国画の流派で、複数の色彩を用いる〕の創始者の一人。中国美術家協会会員、広西美術家協会第六期理事会常務理事、桂林市美術家協会主席、桂林中国画院院長、桂林師範高等専科学校教授、桂林市教育学院美術系教授。美術監督を担当した映画『火童』は、第5回中国電影金鶏賞最優秀美術映画賞·文化部1984年優秀映画賞·第1回広島国際アニメ映画祭グランプリを獲得している。

● 訳者:村岡 杏香(むらおか・きょうか)

中日翻訳者·編集者。主として中国現代文学の翻訳や中国関連書籍の編集に携わる。

2026年刊行予定

現代中国文学・少年少女編

雪山の
パンダを救え

著 者 劉 先平(りゅう・せんぺい)

訳 者 篠原由華

ISBN  978-4-910875-07-1

A5判  ソフトカバー

予価:3410円(本体3100円+税10%)

♯児童文学 ♯小説

発行/尚斯国際出版社 発売/日本出版制作センター

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愛する者を守るため戦う 兄妹とパンダの冒険物語

1970年代後半、四川省奥地の山間の集落。文化大革命で心に傷を負った少女・暁青は、兄と慕う少年・果杉とともに、山深くに暮らす飢えたパンダの親子を救うべく奮闘する。美しく荘厳な雪山、緑したたる高原を駆け回り、獰猛な獣たちや密猟者、残酷な自然の掟に向き合いながら、いつしか逞しく成長する二人。ついに探し出したパンダの母と子・ドンガとウェイウェイの運命は…?

説明

現代中国の「自然文学の父」劉先平が描く

雄大で過酷な大自然を生きる動物と人間の命のいとなみへの賛歌

中国の子どもたちを魅了した『大熊猫伝奇』(アニメ映画)原作

● 著者:劉 先平(りゅう・せんぺい)/ 1938〜2022

ベテラン絵本編集者·作家·中国文化海外紹介推進者。全国少年児童読物研究会委員·中国連環画研究会委員·外文出版社編審·海豚出版社創始者。40年以上にわたって書籍編集に携わり、1000点以上の少年児童向け書籍を編集している。『童画詩情集』『雄雞大叔』(おんどりおじさん)『塑造孩子完美一生的365睡前故事』(子供のすこやかな一生を作る 眠る前の365の物語)で国家図書賞を受賞。『奇奇妙妙的為什麼』(不思議な「なぜ」)で2018年全国優秀科学普及作品に入選。

● 訳者:篠原 由華(しのはら・ゆか)

1986年広島県出身。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程修了、博士(現代アジア研究)。同志社大学非常勤講師。明治期に四川省や雲南省といった中国奥地を通ってチベットを目指した明治期の僧侶・能海寛の研究をしてきた。主な論文に、「1899年第一次探険における能海寛の活動」(能海寛研究会『25周年記念“論集”』)、「能海寛と日中提携の気運」(能海寛研究会『石峯』)第29号)などがある。

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